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★津軽三味線★加藤流三絃道「訓音会」公式ブログ 9年目から10年目へ
秋田民謡全国大会に出場して9年目、優勝を頂くことができましたが、実は昨年の大会時に、今年は出場しないつもりでおりました。

それは、大会に出場してきた7年間で、私のようなセンスも才能もない者が無い知恵をしぼって考えうるアプローチは全て試してきて、それでも審査員の先生方に良しとされなければ、もうあとは打つ手なし、それくらいの準備をしてのぞまなければと思っていたからでした。

しかし昨年は3位で、様々なことを考慮してもう出場は見送るべきと思っておりましたが、今年の申込期限も近づいた頃、師匠に相談させて頂くと、ご自身のことなどもお話し下さり出場をすべきとのことで、悩んだ末に出場することを決めました。

今年のアプローチは、それまでの大会ではくすぶっていた点が、昨年の大会で非常に明らかになった一点。

結果、その一点はまだまだ解消されなかったように思いますが、その一点を諦めずアプローチしたことで、

そうかそういう事だったか、秋田荷方節とはこういう音楽だったか、とそれまでの8年間では見えなかった聞こえなかった音楽の片鱗が少しだけ理解できた気がしました。

おこがましいかもしれませんが、本来音楽は「誰かと」競うものではなく、音楽そのものと自分自身と向き合うものだと思っています。

大会に出場してきたのは、
その音楽の解釈や技術が正しいものか、先生方に判断して頂き自らの芸を磨くため、
誰かと競い合っているようで、競い合う中で、より音楽と自分自身と向き合うため、
そしてそうした大会に挑戦する後進の方々に伝えるため、
そのように思って挑戦を続けてきました。

今回まだ、目標とした一点の解消はできませんでしたが、自分の中で新たな秋田荷方節の世界が見えた事、そして、限界と思ったその先に自分をこえることができると体感できた事、それらが9年目にして得た、私にとっての大きな成果となりました。

そして、来年のタイトルホルダー披露演奏の折には、その一点も解消した演奏ができるように、

そしてその先も、更なる向上を目指して、精進を続けたいと思います。
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